フライスっきゃねん

日没時間が少しずつ早くなってきた、今日この頃。
自宅まで急勾配の坂が伸びており、そこから冷たい風が吹く中で少し肩をすくめながら歩いていると、後ろから

「悦子!」

と言われて、女じゃないのに「おわ!」と声出してもうて、振り向いたら、紫頭のおばさんが犬に向かって「悦子ぉ!」言うてました。呼ばれた犬は、「おわ!」言うた私を、切ない目で見上げてました。

震えた人(私)。
犬(悦子)。
おばさん()。
20時。

なにこれ。


さて、今回はフライスについての記事を書こうと思います。
記事内容はほぼ100%間違った内容ですので、先に謝っておきます。

フライスって、そもそも何ですのん?という方もいらっしゃると思います。ご存知の方がいるならば、それはもう弊社の大切なお客様です(毎度ありがとうございます)。

ニュアンス的には、きっとこんな感じです。

ケンシロウ(弊社)「お前は既に、○んでいる」(訳:貴社はもう、弊社のお客様です)
ラオウ(お客様)「我が生涯に 一片の悔いなし!!!」(訳:いいでしょう 了解しました!)


という、とても仲の良い兄弟の、何気ない会話を交わせる関係になったと言うても過言ではありません。
ほんまにありがとうございます。
大事なことなので2回言いました。
…。
…。
…。


フライスとは、主にフライス加工という製造業における機械加工の代表的なサービスで、旋盤と並ぶ主なサービスの一つですが、旋盤は対象形(円筒や円錐、皿形)を回転させることで切削するということに対して、フライス加工というのは、平面・側面・溝に対する切削です。要はどんな形にでも切削できまっせ、ということです。

いまいちわからへんという方は、下記に進んでください。
もうこれでわかった、という方は、こちらへ。

ということで、もっとわかりやすく、日常の出来事に置き換えて書いてみましょう。

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「おかん!今日ワシの誕生日やからお好み焼きにしてや」
「お好み焼きばっかりで飽きんねんほんま。今日はピザにしよや」
「ほなピザにしよか」
「はじっこにウインナー入ってるんがええわ」
「酒のつまみにしたいから、サラミも入れてや」

30分後にピザが届く------------------------------------------------------------------------

「めっちゃうまいわ!ウインナーの部分全部食べたろ」
「ほな、サラミの部分はもらうわ」
「ケーキの代わりに、ピザにスプーンでお父ちゃんの名前書いたろか」

まさにこれです。

:側面の切削
:表面の切削
:溝の切削

ピザをフライス加工すると、このように家族が仲良く切削をすることができます。
ちなみに、フライス加工をもっと身近なものにするにはどうしたらいいか、真面目に考えてみました。

1.めっちゃでかい印鑑
 お客様へのノベルティとして最高の1品。これに合う朱肉は日本中どこを探しても見つからないほどのレアなもので、結局は文鎮以外に用途はありませんが重宝されるはずです。輪っかをつけて首からぶら下げれば、顔バレしない社員証に早変わり。プライバシーポリシーをやや遵守した優秀なアイテムとなります。

2.火起こしの道具(下にすくやつ)
 いつ何時、大きな天災が起こるかもしれません。そんな時にポケットに入れておけば安心。暖をとることができますし、火があれば料理ができます。また、人間生きていると、辛いことの連続です。メンタルが強い人なんて、そんなにいません。暗闇で気持ちを吐き出したい時、指でほじることもできます。相手は金属ですので何も言いませんし、人体に不足している鉄分を指から吸収できます。

3.転がるやつを安定させたいというニーズ
 こういったことにもフライス加工が効果的です。転がることが当たり前な日常生活品を加工すれば、驚異的な安定感を得ることができます。また、人生転がってなんぼのもの。しかし、歳をとって転がりっぱなしでは取りつく島もありません。そんな時は「安定」をさせるのが一番ではないでしょうか。しかも、一瞬で安定させることが可能です。人生ゆっくりいきましょう、ほんまに。

4.消したい過去
 誰でも必ず、1つや2つはあるんやないんでしょうか。そしてその分だけ、自分がいびつになっていることに気づくこともあるかもしれません。

・友人の結婚式で滑り倒した余興
・好きな人に告白してフラれたこと
・知り合いだと思って声をかけつつ思いっきり背中を叩いたら、見知らぬ人だったこと
・修羅場
・若かりしときの路上でのイチャイチャ
・人に言えない恥ずかしいあやまち
・戻ってこないカツラ
・街中で盛大にコケたこと

フライス加工なら一瞬で綺麗に切削してくれますので、身も心も綺麗になります。
ただし、溝だけは埋まりません(溝をえぐります)。

そんなことを考えつつ吉本新喜劇を観ていたら、もう一つありました。
すっちーが吉田裕の乳首をドリルするやつも、まさにフライス加工です。しかも、毎回の公演で突起物に対して平面切削していますので、作業完了した後にはどうなっているのかがとても気になります。作業完了後はクライアントへ納品されてしまいますので、代わりの被切削物が必要になります。


ならば、フライス加工する際のスイッチがONの時は「ドリルすんのかーい」OFFの時は「ドリルせんのかーい」という音声案内があれば、製造業が盛り上がるのではないでしょうか。

削らなあかんのにスベっとるやないか。

というか、フライスについての動画がありました。


この動画ですべて解決です(なにこれ)。