【後編】メディアで話題の大阪の「ありえへん」町工場を見学→見た目も考え方も新しい次世代型町工場だった

こんにちは在宅広報部のOです!前編では2階オフィスを紹介しましたが、今回の後編では日本ツクリダス(以下ニッツク)のものづくりの要である1階工場と角野社長の想いについて紹介します。

町工場らしくない遊び心ある町工場


1階工場には使い方が想像できない大きなマシンがずらり。これらによって鍛造型や機械に使われる大小さまざまな部品が作りだされています。図面に従って機械で金属の塊を削っていくのですが0.01mmのズレも許されない高い精度が要求されるのだとか!


上:2階オフィス、下:1階工場

工場部分の雰囲気をより詳細にお伝えするために、写真の上下を比較して欲しいのですが、1階工場は2階と変わりないくらい明るい印象ですよね。(写真の加工はしていません!)なぜだかお分かりでしょうか?写真の中にヒントがあるのでよく見てみてください!

その答えは、まず床が白いことです。町工場の作業場の床面は濃い緑色がスタンダードらしいですが、汚れてもすぐに分かるようにニッツクではあえて白色にしたのだとか。
そして白い床を含め作業場全体がキレイ!毎朝掃除しているという作業場は、子どもの食べこぼしが常態化したわが家のリビングよりはるかに清潔感にあふれています。

さらに、随所に散りばめられた遊び心がキラリ。
壁にはニッツクのロゴをあしらったタペストリーがバックライトに照らされていたり、天井からは蛍光灯に加え、エジソン電球のペンダントライトが作業場を照らしていたり。これらのインテリアは「仕事を楽しむ」ための工夫のひとつなのだとか。


そして、1階工場の中央には2階オフィスと同様のディスプレイ。ここでM:net(エムネット:ニッツクが開発した生産管理システム)に作業にかかった時間を入力したり、次の工程や進捗をチェックするという仕事の流れができています。このようにして1階工場と2階オフィスとで人が行き来することなくリアルタイムに情報共有できるわけです!

角野社長に話を聞きました。

実は元IT企業なのでは?と思うほど見た目も中身も先進的なニッツク。
なぜニッツクは外に対してこんなにもオープンなのか?
ニッツクの社内見学を終え、驚きと疑問で頭が散らかる中、社長に話を聞きました。

「町工場」のイメージを変えたい。


見学中途切れることなく話続ける角野社長

工場、オフィス、会社全体をショールームに仕立て、同じ町工場を含め多くの人にニッツクの仕組みを見てもらいたい。そして、どんどんまねをしてもらえればと思っています。
例えば、完全にペーパーレスにしないのも、まねをしてもらいやすくするためでもあります。書類を完全になくしてしまうのはハードルが高いですよね。紙にもいいところはあるし、紙とIT化のいいところどりをしたニッツクの仕組みを魅せていきたい。」

つまり町工場版IKEAといえばイメージしやすいかもしれないですね!
おしゃれに配されたインテリアコーディネートを参考にして家具を選ぶ感覚で「この仕組みは便利そうだから、うちでも使ってみようか」と導入することができるというわけです。

ノウハウや仕組みを隠さずオープンにするのにはこんな理由がありました。
「最終的には自社だけでなく町工場全体を底上げしたい。そして町工場にも若者が集まる未来が目標のひとつ。」

そう話す角野社長自身もニッツクでは創業社長であるものの、別のところでは町工場の3代目候補。
町工場の息子として育った生い立ちがあるからこそ、光が当たりにくい町工場を変革したいと強く思うのかもしれません。
ニッツクの広報部、デザイン部、SNS・ブログでの発信、BtoC事業など多岐にわたる町工場らしくない仕事が結果的に町工場のイメージアップに働きかけるというわけです。

<仕事を楽しむ>をモットーに。

こんなビジョンも語ってくれました。
働く人が楽しく、幸せに働けるビジネスモデルもつくっていきたい。」

なぜなら仕事を楽しめる人の方が、生きる手段として収入を得るために働く人より高いモチベーションを維持し続け、高いパフォーマンスを創造していけると考えているからです。
こうした社長の考え方に共感したスタッフが集まり、それぞれが一生懸命に仕事を楽しんだ結果、ニッツクが着実に成長しているのかもしれないですね。

<仕事を楽しむ>に関連する小話ですが。
アメリカの調査・コンサルティング企業『ギャラップ』の調査(2017年)によると、日本人で熱意もって仕事をする人の割合は約6%なんだとか!(ちなみにアメリカは30%)
また、社員の幸福度と会社の業績に相関性があるという研究結果もあるようです。経営視点からもニッツクのモットー<仕事を楽しむ>がますます注目されるのではないか思います。

引き続き、ニッツクのカルチャーや仕組みを発信していきます!

「まだまだやりたいことは山ほどある!」と最後までキラキラした目で語る角野社長。
エネルギッシュな社長に元気をもらったような時間でした。
これからニッツクがどんな価値や商品を生み出すのか私も楽しみです!
聞けば聞くほど面白いニッツクのカルチャー、今後のビジネス展開、ニッツクで働く多彩なスタッフなど全力取材で紹介していきますのでどうぞよろしくお願いいたします!